FXのコストは為替手数料とスプレッド

FXのコストは為替手数料とスプレッド

FXの取引にかかるコストは2種類あります。

1、為替手数料
2、スプレッド

1、為替手数料
これは通貨を別の国の通貨に交換する場合に交換してくれる業者に払う手数料です。
たとえば、外貨預金の場合だと1ドルにつき片道1円程度かかります。1万ドルなら1万円かかることになります。

しかし、FXの場合この為替手数料が格安であることが大きなメリットです。

最近ではこの為替手数料は無料であったり、1000通貨単位で30円とか、また1万通貨単位で割引になるとか取引数量に応じて割引になったり、デイトレード用の口座なら為替手数料は一切無料など、業者によって手数料はまちまちです。

自分がどんな投資スタイルでいこうと思っているのかよく考えた上で手数料が有利な業者を選びたいですね。

2、スプレッド
FXにかかる手数料は実は上記の為替手数料だけではありません。最近では為替手数料は無料のところも増えてきたので、FX業者はどうやって稼いでいるんだ!?なんて心配はいりません。

この表を見てみてください。

















  Bid Ask
米ドル円 107.54 107.59
ユーロ円 168.34 168.39
これはあるFX取引会社の為替レートの一部抜粋ですが、レートが2種類あることがわかると思います。

Bidって書いてある値段とAskって書いてある値段ですね。
これを2wayプライスといって、買う場合と売る場合で値段を分けているんですね。

Bidが外貨を売るときのレート、Askが外貨を買うときのレートです。

107.54-107.59 という感じで表示されていることもあります。

たとえばこの場合の米ドルの円のスプレッドは1通貨あたり5銭ですね。

為替手数料が1000通貨あたり30円だったとすると、もし米ドルを1万通貨買って、売った場合のコストは、

スプレッド:5銭×1万通貨=500円
為替手数料:30円×10×2=600円

合計:1100円の手数料が往復でかかるわけです。
1通貨あたりのコストは、1100円÷1万通貨=11銭となります。

この11銭のことを「抜け幅」といいます。

抜け幅とは、買ってからいくら為替レートが上がれば手数料分の利益を出せるかというラインのことです。

今回の例でいくと、1ドル107.59円で購入したので、107.59円+11銭=107.7円にまで円安になればドルを売っても手数料分の利益は出せるってことですね。もちろんこれ以上円安が進めばその分が為替差益となります。

このようにFXのコストを考える場合、取引にかかる為替手数料とスプレッドと2つとも合算して考える必要があります。

仮に為替手数料が無料と謳っていても、スプレッドが大きいと実質的なコストは大きくなってしまいます。
くれぐれも手数料無料という言葉に乗せられないように、手数料で比較して業者を選ぶときはしっかりとスプレッドもチェックするようにしましょう。