内国為替と外国為替
前回、為替とはなんだってところで、内国為替と外国為替というものがあるというところまで書きました。
今回はその内国為替と外国為替についてもうちょっと具体的に説明しようと思います。
内国為替とは、国内での現金の輸送を伴わない決済。
外国為替とは、国をまたがる2国間での現金の輸送を伴わない決済。
ということができます。
たとえば、私たちにもなじみのある具体例でいくと、
内国為替では、銀行振り込み、手形、小切手などですね。
何かを通販で買ったときにお金を振り込みますね。でも実際にお金を輸送しているわけではありません。相手にお金を受け取る権利を送っているのですね。
手形や小切手も同じですね。AさんからBさんにお金を受け取る権利を送っているんですね。
外国為替では、上記のような取引を通貨が異なる2国間でやる場合です。
国をまたがる場合、通貨が異なるため交換の比率(為替レート)というものが発生します。
外国為替の具体例は、外貨預金、外貨MMF、FX(外国為替証拠金取引)、外国投信や外国株、外債など色々な種類があります。
これはすべて通貨Aと通貨Bを交換する取引になるので外国為替です。
やっとここでFXがちらっと出てきましたね。FXはその名にある通り外国為替の取引なんですね。
いま為替というと、この外国為替のことを指すことがほとんです。
外国為替とは一言でいうと、「自国通貨と外国通貨とを交換すること」といえます。
私たちの国の通貨は「円」ですが、ドイツはマルク、アメリカはドル、フランスはフランというようにその国毎に通貨があります。
その通貨でお米を買ったり、車を買ったりと色々なモノやサービスに交換できるわけですが、その通貨自体を売買するということです。
フランでドルを買う、円でマルクを買う、ドルを売ってフランにする、とかそんな感じですね。
通貨自体も貨幣と交換できる商品となる世界、これが外国為替といえます。
そしてそこには、交換比率をどうするのかという為替相場が発生します。それが外国為替市場です。
外国為替市場とは、株式市場の証券取引所のように決まったマーケットがあるわけではなく、それぞれ個別にやりとりをしている外国為替取引を総称して外国為替市場と呼ばれています。
一昔前までは銀行などの許可を受けたものしか取引できなかった外国為替市場ですが、法律改正によって自由に参加できるようになりました。
ここから日本でもFXなどの外国為替取引が活発になってきたのですね